大雪山で秋の「空中散歩」 紅葉発見…噂聞きつけ外国人観光客も(2023年9月22日)
全国的には22日も暑くて残暑となりましたが、北海道の大雪山では5℃に届かず今シーズン一番の冷え込みに。「空中散歩」で一足早い秋を探しに行ってきました。
■大雪山で秋の絶景「空中散歩」
北の大地には「秋」を求めて観光客が殺到していました。皆さん長袖や長ズボンと秋の装いです。
兵庫から来た人:「楽しみです。行ってきます」
期待に胸を躍らせて訪れた場所は北海道の中央、雄大な山々が連なる大雪山。そのなかで標高が2291メートルと最も高い旭岳の麓です。ロープウェーで旭岳の中腹を目指します。
たちまち車内はにぎわい、ロープウェーが動き出すと窓の外には大迫力の景色が広がっていました。
目の前に広がる大自然。まるで、空を散歩しているようです。足元に目をやると…。
静岡から来た人:「山が近い。いいですね。紅葉がところどころ」
秋が深まると、山に赤や黄色の絵の具を流し込んだように木々が色付きます。
海外旅行者の口コミサイトでは「日本の原風景が楽しめる唯一の場所」などと称えられ、外国人の人気スポットにもなっています。
約10分の空中散歩を楽しみ、飛び込んできたのが旭岳の山頂です。山の中腹から見下ろす景色。北海道の大自然が広がります。そして…。
■絶景 「空中散歩」で紅葉発見
葉が赤く染まった植物。標高が高い場所に生える珍しい植物「チングルマ」です。
山の中腹は気温が11℃まで冷え込み紅葉が進んでいました。
絶景のお供は名産のトウモロコシ。深まる秋に思いをはせます。
地元の人:「(Q.紅葉したらもっときれい?)そうだよ。一面こういう木々が真っ赤に赤いじゅうたん」
うわさを聞き付け、外国人も来ていました。
スイスから来た女性は…。
スイス人観光客:「ここは秋がとても美しいと聞いたので来ました」
猛暑のせいもあって紅葉のペースは1週間以上遅いといいますが、秋が本格化し、色付きは加速しそうです。
北海道には「神秘的な秋」を感じられる場所もあります。
美瑛町にある青い池。紅葉が見頃を迎えると見られる景色。青く染まった湖面にも色付いた木々が浮かび上がります。奥のカラ松が色付き始めるまでもう少しでしょうか。
愛知から来た人:「(Q.今回の旅行のなかでランキングとして?)今のところ1位」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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