日大ラグビー部“いじめ”で捜査 林真理子理事長は? 文科大臣「次から次へ」(2023年9月22日)

日大ラグビー部“いじめ”で捜査 林真理子理事長は? 文科大臣「次から次へ」(2023年9月22日)

日大ラグビー部“いじめ”で捜査 林真理子理事長は? 文科大臣「次から次へ」(2023年9月22日)

 アメフト部による薬物使用事件で揺れる日本大学。今度はラグビー部の部員が「いじめ」の被害を訴えていたことが分かりました。警視庁は暴行の疑いで捜査を始めています。

■スプレーに火を付け…部員訴え

 今度はラグビー部の問題です。アメフト部員による薬物使用事件で揺れる日本大学。今度はラグビー部での“いじめ問題”です。日大によりますと、去年5月、ラグビー部員の1人が制汗スプレーを噴射してライターで火を付けて背後から近付けられる、いじめ被害を受けたと訴えました。

 この問題、今月22日に動きがありました。ラグビー部の部員がいじめの被害を訴え、警視庁が暴行の疑いで被害届を受理したことが分かりました。警視庁は暴行容疑で捜査する方針です。

■課題山積 林真理子理事長は?

 記者:「理事長、おはようございます」

 日本大学 林真理子理事長:「…」

 22日朝、呼び掛けには応じなかった林理事長。学内の評議員会では、いじめを指示した部員がいるとの報告もあったということです。

 1928年に創部した日大ラグビー部。部員数は100人を超え、大学選手権ベスト4に進出したこともある“古豪”です。

 アメフト部は大麻などを所持したとして部員が逮捕・起訴されたほか、別の部員4人も任意の聴取を受けています。寮を閉鎖し、無期限の活動停止となっています。

 現在、リーグ戦真っ最中のラグビー部。競技スポーツ運営委員会では試合出場はやめるべきという意見が上がったそうです。ただ、関東ラグビーフットボール協会と協議し、試合への出場を決めたということです。日大は取材に対し、こう答えています。

 日本大学:「当該行為は許されるものではなく、部の改革が必要。現在、新たな監督による指導体制のもと、健全な競技生活及び安心できる寮生活を実現すべく努力している」

■文科大臣「次から次へ」“残念”

 文部科学省もヒアリングを行い、徹底的な調査と再発防止策など速やかな対応を求めているとのことです。

 盛山文科大臣:「大変、残念なことだなということに尽きると思います。そして今ご指摘がありましたように、次から次へというか、それをどう表現するかあれなんですけど、過去にも問題になって、しっかりとした対応をということで大学側としてもある程度取り組んできたはずであるにもかかわらず、また今回出てくるというのは大変、残念なことと思っております。いずれにせよ繰り返しになりますけど、まずは大学側からの報告を待って、そのうえで対応を考えることになるかと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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