体調不良者300人に迫る 青森・八戸市“海鮮弁当”食中毒か(2023年9月22日)

体調不良者300人に迫る 青森・八戸市“海鮮弁当”食中毒か(2023年9月22日)

体調不良者300人に迫る 青森・八戸市“海鮮弁当”食中毒か(2023年9月22日)

 青森県八戸市の弁当店の駅弁を食べ、体調不良を訴えている人が相次いでいる問題。市によると、体調不良を訴えている人の数が、300人に迫ることが分かった。

■対象の弁当 当初は11種類だったが…

 八戸市保健所 石井敦子副所長兼衛生課長:「体調不良の方は298人、これも3人増加という形になります」「(Q.亡くなられた人などは?)私どもの方には、今の段階では、まだちょうだいしていない」

 駅弁の米が糸を引くという苦情も入り、体調不良を訴える人が相次いでいる。八戸市によると、その人数は298人にも上るという。

 問題となっている駅弁を製造したのは、八戸市に本社を構える「吉田屋」。明治25年の創業で、130年以上の歴史を持つ老舗だ。

 「函館海宝 煌めくイクラと大玉ほたて弁当」「函館 うにの箱めし」など、海鮮が詰まった駅弁が食中毒の原因となった疑いがある。

 石井副所長兼衛生課長:「入院している方が中にはいるとお聞きしている」

 対象は、今月16日と17日に販売されたもので、当初は11種類とされていたが…。

 石井副所長兼衛生課長:「11種類に限らず、召し上がって具合が悪い人もいるので精査する」

■検査結果は? 早くても1週間から10日

 駅弁の流通経路などから、八戸市が調査依頼を行った都道府県は、1都26県になっている。

 八戸市在住の50代男性は、報道を見て、保健所に連絡したという。

 石井副所長兼衛生課長:「(八戸市在住の男性の場合)新幹線の盛岡駅で購入された。症状は下痢、嘔吐(おうと)。それが、その日の夜から進んだ」

 今回の弁当は、すべて八戸市内で製造され、駅売りのほか、全国各地の百貨店やスーパーなどでも販売されている。

 石井副所長兼衛生課長:「(Q.輸送中の原因なのか、もしくは製造の段階なのかは精査中?)そうです。原因究明をしている」

 保健所は、すでに立ち入り検査を2回行っていて、結果は早くても、1週間から10日かかる可能性があるという。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年9月22日放送分より)
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