巨額支援への“逆風”吹く中…ゼレンスキー大統領がワシントン訪問 ウクライナへの支援継続を要請｜TBS NEWS DIG
ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、アメリカ・ワシントンを訪問。ウクライナに対する巨額の支援に野党から批判の声もあがる中で団結と支援を訴えました。
ゼレンスキー大統領はアメリカ連邦議会を訪れ、下院の幹部らと会談したほか、上院議員を前に支援の継続を要請しました。
ウクライナ支援のためにバイデン政権が議会に求めている3兆5000億円規模の追加予算をめぐって、野党・共和党の一部からは批判の声があがっていますが、ゼレンスキー大統領は「支援が無くなれば我々は戦争に負ける」と訴えたということです。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「上院議員たちととても力強い意見交換ができました」
記者
「ゼレンスキー大統領がホワイトハウスに到着しました。バイデン大統領夫妻の出迎えを受けています」
アメリカ バイデン大統領
「（ロシアによるウクライナ侵攻開始から）575日経った今も支援し続けます」
また、首脳会談ではバイデン大統領がおよそ480億円規模の新たな軍事支援を表明。今年1月に供与を表明したアメリカの主力戦車「エイブラムス」が来週、ウクライナに届けられると明らかにしてます。
その後、ゼレンスキー大統領は訪問を締めくくる演説で「自由を屈服させるのは悪の帝国ではなく団結の欠如だ」と改めて訴えました。
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