国立がん研病院の贈収賄事件 業者側「調査への謝礼」装い賄賂か(2023年9月22日)
国立がん研究センター東病院の医療機器の選定などを巡る贈収賄事件で、業者側が調査協力への謝礼を装い賄賂を渡していたことが分かりました。
医師の橋本裕輔容疑者（47）は、ゼオンメディカル社製の医療機器を優先的に使用した見返りに、およそ170万円を受け取った疑いが持たれています。
警視庁への取材で、贈賄容疑で逮捕されたゼオン社の元社長・柳田昇容疑者が指示を出し、医療機器の安全性などの調査に協力する謝礼として、報酬を渡す契約を持ち掛けていたことが分かりました。
しかし、実際には調査は行われていなかったということです。
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