米海軍 無人水上艦が日本初寄港 遠隔操作で太平洋横断 偵察やミサイル発射など想定(2023年9月21日)

米海軍 無人水上艦が日本初寄港 遠隔操作で太平洋横断 偵察やミサイル発射など想定(2023年9月21日)

米海軍 無人水上艦が日本初寄港 遠隔操作で太平洋横断 偵察やミサイル発射など想定(2023年9月21日)

 アメリカ海軍の無人で航行することができる水上艦が日本に初めて寄港し、報道陣に公開されました。

 無人水上艦「レンジャー」は陸上から遠隔で操作することが可能で、ほぼ無人で太平洋を横断し、18日に横須賀港に到着しました。

 この船は当初、民間企業が輸送船として建造しました。

 その後、米軍が買い取り、無人水上艦として開発され、本格運用するための実証実験が進んでいます。

 米海軍 第1無人水上艦隊司令官 ジュレマイア・デイリー中佐:「広い太平洋を数の限られた有人の艦船だけで守るのは難しい。さらには(無人艦配備で)有人の艦船が敵対勢力から距離を取ることができるので安全を保つことができる」

 この無人水上艦では偵察や物資の輸送など有人の艦船をサポートする役割のほか、ミサイル発射実験も行われるなど様々な用途を想定した訓練が行われています。

 今後、緊張が高まるインド太平洋地域において、どのように運用されるのか注目が集まります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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