秋の行楽!注目は「パーキングエリア」 都心から1時間で“江戸の街並み”へ(2023年9月21日)
秋の行楽シーズンを迎えるなか、グルメスポットとして注目を集めているのがパーキングエリアです。そこに広がっていたのは「江戸の街並み」でした。
■都心から1時間で“江戸の街並み”へ
揚げたてサクサクの天ぷらに甘辛く煮込まれた極太麺まで。
客:「ここは多分寄ると思う、皆。普通のパーキング(エリア)だとない」
秋に食べたいグルメが集結しているのは「パーキングエリア」です。東日本の大動脈・東北自動車道。都心から車でおよそ1時間の場所にあるのが「羽生パーキングエリア」です。東京方面から日光や那須高原に向かう道中にあり、観光客も多く利用するスポットです。
特に人気なのが「上り」のパーキングエリア。ここを目的地に東京から「下り」で北上して「上り」に乗り換えて訪れる人も多いそうです。
目の前に広がるのは江戸の街並み。モチーフは、あの時代小説「鬼平犯科帳」です。2013年にリニューアルオープンし、まもなく10周年を迎えます。
この雰囲気を楽しむのはもちろんですが、多くの利用者のお目当てがここでしか味わえない「グルメ」。上りの羽生パーキングエリアには、江戸時代を意識した8つの飲食店が軒を連ねます。人気メニューの一つが…。
■“江戸の絶品グルメ”
客:「3カ月に1回か、2カ月に1回の割合で来ている。うなぎを食べに」
男性が太鼓判を押すのが「うなぎ」。パーキングエリアで炭火焼の本格的なうなぎが味わえます。残暑厳しい秋におすすめなのが「青ネギうな丼」。たっぷりの青ネギが食欲をそそる一品です。
秋限定のメニューもあります。秋が旬のマイタケの天ぷら。
本所さなだや 阿部秋人店長:「香りの強いマイタケを使っています。秋らしいメニュー『舞茸天もりそば』を季節のメニューとして出している」
サクサクのマイタケの天ぷらが打ち立てでコシのあるそばによく合います。
そして、羽生パーキングエリアの名物は「驚きのメニュー」でした。埼玉は20種類ものご当地うどんが存在する隠れた「うどん県」ですが、なかでも異彩を放つのがこの太くて長い「一本うどん」。
■“江戸”名物は太くて長い!一本うどん
五鉄 黒田勝店長:「小説(鬼平犯科帳)に登場した食べ物を再現しようと、麺を3年かけて作った。ゆでるのに時間がかかる(約20分)のでお待ち願うこともありますが…」
肝心のお味は。
客:「おいしい。人生で必要な経験という感じ」
年間200万人が利用するという上りの羽生パーキングエリア。秋の行楽シーズンを前に、今年はすでにおよそ150万人が訪れているといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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