EUも緊急の首脳会議で追加制裁に合意 ウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加
EU(ヨーロッパ連合)も緊急の首脳会議を開いていてロシアに金融やエネルギー分野を対象にした追加制裁を科すことで合意しています。
24日に開かれたEUの緊急首脳会議には、ウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加。Tシャツ姿で、顔にはひげも目立っています。会議では金融やエネルギー、運輸部門、軍事転用可能な製品などを対象にした追加制裁を科すことで合意したということです。
EU フォンデアライエン委員長
「(追加制裁は)ロシアの経済と政治エリートたちに最大級の影響を与えるものになる」
ただ、細かい制裁内容はまだ明らかになっておらず、EU加盟国ではロシアとの経済的な関わりで温度差もあることから、どのレベルの制裁で合意できたかが焦点です。
また、G7(主要7か国)もNATO(北大西洋条約機構)の事務総長も参加した緊急の首脳会議を開催。声明では「国際的に認められた国境を力によって変更することは正当化されえない」「プーチン大統領はヨーロッパに再び戦争を持ち込んだ。歴史によって間違っていたとの裁きを受けることになる」と強く非難し、ウクライナを支えると強調しています。
(25日11:15)
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