ユネスコの世界遺産委員会がイタリア・ベネチアの「危機遺産」への登録を見送り(2023年9月15日)
ユネスコの世界遺産委員会は、イタリア・ベネチアの「危機遺産」への登録を見送りました。
ベネチアはオーバーツーリズムや気候変動により「危機遺産」への登録が勧告されていました。
14日の審議では日帰り客から入場料を徴収する計画や、高潮対策の取り組みなどを日本が紹介しました。
そして危機遺産入りを回避する決議案を提案し、採択されたことで今回は登録が見送られました。
また、いわゆる軍艦島を含む「明治日本の産業革命遺産」については、日本と韓国双方の主張を紹介する仕組みなどを整備した日本の保全に向けた取り組みを承認する決議が採択されました。
委員会は2021年に戦時中の「徴用」に関する日本の説明が不十分だとする決議を採択していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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