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都市の1/4が消失「一国二政府」紛争で“被害拡大”リビアの洪水 死者2万人超か(2023年9月14日)
10日から暴風雨『ダニエル』が襲ったことにより起きた洪水。リビア東部の各地で砂防ダムが崩れ、濁流が街を襲いました。東部の都市の4分の1が消失したともいわれています。
住民:「避難勧告が一部の地区に出ましたが、人々は深刻に捉えませんでした。9時ごろ、風雨がとても激しくなり、驚きました。そのあと爆発のような音がして水がきました」
東部デルナの市長は、現在、7200人とされている死者が、最終的には1万8000人から2万人になるとも話しています。
ここまで被害が拡大した理由は、リビアの政治状況が深く関わっていました。
2014年から続く紛争の影響で、国内はいわば“一国二政府”の状態。首都トリポリを拠点にする暫定国民統一政府は、今回、大きな被害が出たデルナなどのリビア東部を拠点とする“東部政府”との対立が続いています。
“中央政府”が存在しないことで、インフラ整備がままならず、長年放置された砂防ダムも多かったそうです。
住民:「ダムは以前から埋まっていて、整備されていませんでした。だから崩れてしまったのです。激流は12メートルに達しました」
ところが、被災者支援について、国民統一政府の首相は、こう述べました。
リビア暫定国民統一政府・ドベイバ首相:「援助は必要ありません。医薬品も、重機も、医師も、救急車も400台出動しました。」
NGO団体によりますと、東部に救助隊を派遣する国際的な取り組みには、首都トリポリを拠点にする国民統一政府を通さなければならないそうです。つまり、敵対する勢力の許可が必要ということ。3日ほどたった今も、現地で活動できているのは、エジプトなど数カ国にとどまっています。政治状況が支援の輪を広げていくなかで、大きなハードルになっています。
住民:「国の手におえることではないことは明らかです。私たちにできることは限られています。国連に支援してほしい」
遺体を回収したり、埋葬したりする人も足りず、路上に放置された遺体から感染症が広がる恐れも指摘されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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