新米ばかり「コシヒカリ」大量窃盗 420kgも一晩で…農家は憤り(2023年9月12日)
日本人の食卓に欠かせない白米。茨城県行方市では今月から新米の収穫も始まっています。しかし今、米農家が困惑する事態が起きていました。盗まれたのは今月収穫したばかりの新米コシヒカリです。
被害に遭った河野文隆さん(79):「悔しい。人の物を勝手に盗むなって」
11日午前7時に河野さんが倉庫を確認すると、14袋の新米420キロが持ち去られていました。米袋は1袋30キロもあり、大人が1人で運ぶにも一苦労です。
被害に遭った河野文隆さん:「1人でこれはできない」
当時、倉庫には鍵を掛けていませんでした。元警視庁刑事の吉川祐二氏は犯人像について、当初から計画性があったと推測します。
元警視庁刑事 吉川祐二氏:「(現場周辺は)大変、静かな場所。林道の中にあるような場所で人目に付きづらいところがある。犯人にとっては収穫時期がいつごろであるのとか、いつごろに盗めば一番、効率がいいかとかある程度、把握している人たちの犯行であることが言える。この日に犯行を犯そうという計画性があったと思う」
県内の農作物では、1年のなかで9月が最も多く被害に遭っています。
被害に遭った河野文隆さん:「製品にしたものを出荷すれば、そのまま金になる。そこまでする苦労が大変。返してくれと言いたい」
元警視庁刑事 吉川祐二氏:「個人消費にしては数が多すぎることから転売ということが十分に考えられる。茨城県や隣の埼玉県には無人販売所が設けられている。そこでは対面でなく人に売ることも可能」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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