アフリカから欧州目指す移民の惨状伝える ベネチア国際映画祭で注目|TBS NEWS DIG
イタリアのベネチア国際映画祭で、アフリカから命がけでヨーロッパに渡ろうとする移民の姿を描いた映画が注目されています。
ベネチア国際映画祭で公式上映された「Me Captain」。西アフリカ・セネガルの青年2人が故郷を離れ、ヨーロッパを目指すストーリーで、砂漠や移民収容所、ぎゅうぎゅう詰めの船でわたる地中海など過酷な道中の現状が描かれています。
記者
「イタリアのマッテオ・ガローネ監督がレッドカーペットにやってきました」
監督は今年再び急増する移民の惨状を聞き、彼らの視点から映像化したかったといいます。
マッテオ・ガローネ監督
「この冒険、この物語が『Me Captain』を作るきっかけを与えてくれました。私たちが知らないすべての道のりを知らせるために」
奇しくも映画祭が行われているイタリアは去年の総選挙で反移民を掲げて勝利したメローニ首相が政権を担っています。
「(映画が)大きな影響を持つことを願っています。自分の周りを見て考えました。政府の誰かが、この映画を見ることはあるのでしょうか?」
「Me Captain」は最高賞「金獅子賞」を競うコンペティション部門にノミネートされています。受賞作品は現地時間9日に発表されます。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/OJvUh6x
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/6KfpNLF
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/WreY1mn
コメントを書く