渇水苦しむ新潟の農家に“大雨被害”各地で『記録的短時間大雨情報』土砂災害に警戒(2023年9月6日)
https://www.youtube.com/watch?v=LR-sldgP0Fo
活発な前線の影響で、6日は朝から各地で、いつ災害が起きてもおかしくない大雨が降りました。
気象庁は、福井県や福島県に記録的短時間大雨情報を発表。伊達市付近では、午後2時までの時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
列島に大雨をもたらしたのは、元台風12号の熱帯低気圧から温かく湿った空気が秋雨前線へと流れ込んでいるためです。
仙台市では、あちこちが水浸しに。あふれ出た水に進路を阻まれた車が行き場を失っていました。マンホールからは水が噴き出していて、その勢いで歩道のブロックが持ち上げられた場所もありました。
仙台市職員:「雨が小ぶりになってきたので、下水道管自体は通常の流れに戻った」
大雨の影響で、東北本線の一部が運転見合わせに。この影響で、JR岩沼駅には帰れなくなった人たちがが多く集まっていました。
女性:「仕方ないかなと思いつつも、疲れているので早く帰りたい」
臨時のバスが走ることになり、ようやく家路に。2時間近く待った人もいたといいます。
新潟も午前中から激しい雨。“日本一のコメどころ”新潟では先月、猛暑日が続くなか雨が降らず、付近の川も干上がるなど水不足にあえいでいました。
米ファーム斐太 阿部剛代表:「奥のほうも色が変わっていると思うが(枯れて)茎が弱くなっているので、この程度の雨では普通倒れないが、倒れてしまった」
水不足で被害を受けていた田んぼは、雨の重みに耐えられず、弱った稲が倒れてしまっていました。
阿部剛代表:「(Q.先端部分が枯れて真っ黒に)カビが入ってきたりしてるので、他にまた影響が出てくる。(Q.ここまで変色してしまうのは)ないです。初めて」
さらに、渇水から一転、6月以降一番の大雨となり、もみ殻も黒く変色していました。
阿部剛代表:「今までにない経験をしているので、これが普通の状態になるかな。来年も同じようになると想定したモノづくりをしていかなければ」
雨は夕方になっても降り続きました。宇都宮市は、土砂災害の危険が高まっているとして、一部の地域に避難指示を出しています(午後9時時点)。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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