暴力団組員の身分隠して生活保護費をだまし取った疑い(2023年9月6日)

暴力団組員の身分隠して生活保護費をだまし取った疑い(2023年9月6日)

　暴力団組員であることを隠して約2年半にわたって東京・新宿区の福祉事務所から、生活保護費約650万円をだまし取ったとして男が逮捕されました。

　指定暴力団住吉会系の組員・後藤太郎容疑者（57）は、2020年から約2年半の間、新宿区の福祉事務所から生活保護費として約650万円をだまし取った疑いが持たれています。

　暴力団組員は原則、生活保護費を受給できませんが、警視庁によりますと、後藤容疑者は福祉事務所の職員に対して「組員ではない」と伝え、誓約書にもサインしていました。

　取り調べに対して「生活保護をもらっていた時期は、ヤクザをやっていなかった」と容疑を否認しています。
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