“作戦実行”報道で一気に売り 株価、急激値下がり(2022年2月24日)
日経平均株価が1年3カ月ぶりに2万6000円台を割り込みました。日本経済への影響について詳しく聞いていきます。24日の日経平均株価の動きですが、下げ幅が一時600円を超えました。やはり、ウクライナ情勢への危機感がより一層高まっているということなのでしょうか。
(経済部・進藤潤耶記者報告)
東京証券取引所は今でこそ午後3時に取引を終え暗くなっていますが、本当に慌ただしい一日でした。
午前中はロシアへの経済制裁が想定より限定的だった、それからここまで状況変わることはないのではないかということで比較的落ち着いていたのですが、ちょうどプーチン大統領が軍事作戦の実行を決断したという報道が流れると一変しました。
しかもこの報道が流れたのは午前11時半から12時半。取引所の昼の休憩時間にあたります。ですから、午後の取引を再開した瞬間に一気に売り注文が出て急激に値下がりをしました。
特に普段は成長期待が大きくて株価が高くなりやすいIT関連、それからハイテク系の銘柄が成長が鈍るのではないかということで売られました。
24日の株価、最終的には1年3カ月ぶりに2万5000円台で取引を終えました。
市場関係者にも話を聞くと、本当にこのロシア・ウクライナ情勢というのは読めない、情報も限られているので今後の展開次第という声が多いのですけれども、さらなる値下がりもなくはないという声と同時に、投資家にとっては今こそ冷静に対応すべき局面になっている、冷静な対応が大事になるという声が大勢を占めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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