事件直後の音声 初公開 36人犠牲の京アニ放火事件(2023年9月6日)
京都アニメーションが放火され36人が死亡した事件の裁判で青葉真司被告が事件直後、搬送されるまでのおよそ3分間の現場の音声が初めて公開されました。
(長谷川健記者報告)
6日の法廷で検察側は、車椅子に座った青葉被告らの前で、放火直後の警察官らとの緊迫したやり取りを記録した音声データを流しました。
音声データのなかでは、2019年7月18日の事件直後、警察官が身柄を確保された青葉被告に対し「何でやった。お前には言う責任がある」と強く迫ると、被告が「お前らがパクりまくったからだよ」と叫んで答え、警察官が「何を」と尋ねると「小説」と返す一幕が記録されていました。
他にも音声には、被告が「お前らが知っている」「全部知ってるんだろ」と繰り返し叫ぶ声が残されていて、青葉被告は、その字幕が次々と映し出されるモニターを眉間をひそめて見ていました。
法廷では5日に続き検察による証拠調べが続いていて、なぜ悲惨な事件が引き起こされたのか、当時の記録をもとに立証が続きます。
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