海中に沈んだ駅と列車が“語る”100年前の震災 ダイバーと考古学者が保存に向けて活動|TBS NEWS DIG

海中に沈んだ駅と列車が“語る”100年前の震災 ダイバーと考古学者が保存に向けて活動|TBS NEWS DIG

海中に沈んだ駅と列車が“語る”100年前の震災 ダイバーと考古学者が保存に向けて活動|TBS NEWS DIG

100年前の関東大震災では、神奈川県小田原市で発生した土砂災害で駅が海に流されるなどして、400人以上が犠牲となりました。現場近くではきょう、慰霊式典が行われました。

けさ、小田原市・根府川の浜辺では「慰霊式典」が営まれました。

主催したのは、地元のダイバーたちです。

根府川ダイビングサービス 高橋監二さん
「海の中に入ると色々な残骸が落ちているので、慰霊をしていきたい」

関東大震災では、地滑りによって根府川駅と列車が海に流され、今も海の中に“遺構”が残されています。

近くの集落では土石流も発生し、合わせて400人以上が犠牲となり、根府川ではダイバーと考古学者が垣根を越えて連携し、保存に向けた活動が進められています。

考古学者 林原利明さん
「震災当時の物がそのまま残っているので、防災・減災意識を高める形では非常に重要な一つのツールだと思う」

どのように“遺構”を残し、語り継いでいくのか、模索が続いています。

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