学校に行きたくない“私”から学校に行きたくない“君”へ 「不登校生動画選手権」で小6の少年が伝えたかったこと|TBS NEWS DIG

学校に行きたくない“私”から学校に行きたくない“君”へ 「不登校生動画選手権」で小6の少年が伝えたかったこと|TBS NEWS DIG

学校に行きたくない“私”から学校に行きたくない“君”へ 「不登校生動画選手権」で小6の少年が伝えたかったこと|TBS NEWS DIG

もうすぐ夏休みが終わる学校が多いと思いますが、長期の休み明けは子どもが不安定になりやすく、自殺が増える傾向があります。そんな中、不登校の経験者が、学校に行けずに苦しむ人に向けてメッセージを送る「不登校生動画選手権」が初めて行われました。

これは中学校には行かず、今はフリースクールに通う13歳の女の子らが作成した動画です。

最優秀賞 あうるの森 TikTokより
「私には友達がいる、居場所がある。あのとき、勇気を出して学校に行かないと選んだこと、そして学校以外の居場所を選んだことは正解だと思ってる」

今年、初めて行われた「不登校生動画選手権」。不登校の経験者自らが、自身の体験などをTikTokに投稿するもので、寄せられた動画はおよそ350本、再生回数はあわせて1000万回に達しました。

小学6年生のNくん(11)。4年ほど前から不登校になり、今は「学習支援教室」に通っています。

小学6年生のNくん
「(Q.学校に行かなくなったのは?)そこまでたいした理由でもないけど、学校がつまんなかったりとか、友達とそこまで趣味があわなかったりとか」

Nくんもこの夏、不登校生動画選手権に参加しました。動画を作るのも初めてのNくんは、開催にあわせて行われた動画の作り方研修会に参加しました。

普段、「学習支援教室」と自宅以外、外出する機会はあまりありませんが、自ら進んで参加したといいます。そんなNくんが作った動画は、Nくんは「不登校でも楽しい」という思いを伝えたかったといいます。

小学6年生のNくん
「#で不登校生に向けたものですよというのは伝えていると思うので、そこで自分がギャグの動画とか作って、『不登校は楽しいよ』というのを伝えたい」

Nくんの動画は授賞を逃しましたが、一緒に研修会に参加した友達が授賞したため、授賞式にも足を運びました。

小学6年生のNくん
「悔しかったは悔しかったですけど、結局は糧になるので(Q.参加して良かった?)思いました」
Nくんの母親
「友達に会いたいという心意気はいいなと思って。全然年齢も違うけど、話がこういうのが好きで集まってくる子達も多いというのもあって、話もその日からあったので楽しかったみたいで、今回こういうきっかけがあってすごくよかったなと思っています」

学校に行きたくない「私」から、学校に行きたくない「君」へ。投稿された動画ひとつひとつにメッセージが込められています。

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