ストライキめぐり交渉続く…決裂したら池袋本店が終日全館休館？最重要局面を迎える「そごう・西武」労働組合｜TBS NEWS DIG
百貨店として60年ぶりのストライキがあす行われるのか。流通大手、セブン&アイ・ホールディングスが売却を進めている傘下の百貨店「そごう・西武」の労働組合によるストライキの実施をめぐり、ギリギリの交渉が続いています。
ストライキを回避させたいセブン&アイ側と、あすのスト決行をも辞さないそごう・西武の労働組合との交渉は今もなお、決着していません。仮にストに踏み切るならきょう中にお客さんや取引先への告知が必要となり、両者の緊張が最高潮に達しています。
協議はきのう夜遅くまで、そして、きょうも午前中から行われ、ギリギリの交渉が続いています。
セブン&アイは何としてもストライキを回避したい考えですが、労働組合はセブン&アイが9月1日の売却完了を目指す姿勢を変えていないとして、売却した場合の百貨店の事業継続や雇用の維持について、依然として懸念を強く持っていて、まだ決着していません。
交渉が決裂し、あすストライキが行われる場合は、こちらそごう・西武の旗艦店である西武池袋本店で終日かけて行われ、全館休館となる可能性もあるということです。
両者の溝が埋まるのか。それともスト突入か。
去年11月に売却方針が決定してから9か月。そごう・西武売却問題は最も重要な局面を迎えています。
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