プールの水出しっ放し 約95万円を小学校教師らに賠償請求に市民から抗議も…市長反論【知っておきたい!】(2023年8月29日)
今年5月、神奈川県川崎市の小学校で教師がプールに水をためる際に操作を誤り、5日間にわたって水が出しっ放しになっていました。
流出した水は、プールおよそ6杯分にあたるおよそ2200立方メートルで、損害額はおよそ190万円です。
市は、この損害額のうちおよそ95万円を校長と教師に賠償請求しましたが、市民からは「校長先生と本人に賠償させるのはかわいそう」「教員不足に拍車をかけるのではないか」といった声が上がりました。
これを受け、28日に市長が会見で反論しました。
川崎市 福田紀彦市長:「教員不足を助長するという話と、この賠償の責任を誰が負うのかは、全く別の話であります。何をやっても、(教員が)不足しているから良いという議論を助長させかねない」
そのうえで、次のように話しました。
福田市長:「本当に子どもたちのために働きたいと思っている人たちに、このことだから志望するのをやめるという人は、私はいないと思う。責任を取らないといけないというのは、納税者である市民に対する責任でもあることは間違いない」
(「グッド!モーニング」2023年8月29日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く