住宅と同じ工法の木造高層ビル公開 脱炭素へ普及目指し国内初(2023年8月25日)
脱炭素に向けて戸建て住宅と同じ建て方でコスト削減を目指す、国内で初めての純木造高層ビルが公開されました。
木造は鉄骨などと比べて建設過程での炭素の排出が少なく、木の中に炭素をとどめられることなどから注目されています。
木造の高層ビルはコストが高く特殊な工法が必要とされていますが、建設中のこのビルは、柱や梁(はり)で建物を支える戸建て住宅の工法や一般の資材を使いました。
普及すれば、鉄骨ビルに比べて炭素の排出量は半減し、コストは3分の2程度に抑えられるということです。
アキュラホームは普及型の純木造ビルとして全国に広げたいとしています。
AQグループ(アキュラホーム) 宮沢俊哉社長:「鉄やコンクリートのビルの同等以下の価格、手頃な価格でないと普及しない。全国の作り手の皆さんと一緒に本気で未来を世界を変えていこうと思っている」
農林水産省 勝俣孝明副大臣:「こうした豊かな森林の資源を活用することで地域の林業、木材産業を将来に向けて成長・発展させることがとても重要」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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