貨物船同士が衝突し1隻転覆 船長ら2人不明 和歌山沖・紀伊水道(2023年8月25日)
24日夜、和歌山県の沖合で、貨物船同士が衝突し1隻が転覆しました。日本人の男性乗組員2人が行方不明となっていて現場では捜索が続いています。
(小原隆史記者報告)
事故が起きたのは海岸から15キロほど離れた沖合で、こちらから転覆した船や捜索にあたる船がうっすらと見えます。
第五管区海上保安本部によりますと、24日午後11時半すぎ、紀伊水道を航行していた貨物船「いずみ丸」とリベリア船籍の貨物船が衝突しました。
いずみ丸は転覆して日本人の男性乗組員5人が海上に投げ出され、3人は救助されましたが、船長(50代)と一等航海士(60代)の行方が分かっておらず、海上保安本部が自衛隊などと協力して捜索しています。
東京の海運会社が運航する「いずみ丸」は全長およそ75メートルで、23日に千葉県を出発し、岡山県に向かって鉄のスクラップを運んでいたということです。
事故当時、付近の海上は波も風も穏やかだったということで、海上保安本部は今後、事故の原因を調べるとしています。
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