北朝鮮が東倉里付近から「宇宙発射体」を発射 韓国軍合同参謀本部【中継】｜TBS NEWS DIG
韓国のソウル支局から中継です。
韓国軍の合同参謀本部は午前3時50分ごろ、北朝鮮北西部の東倉里付近から南方向に「北朝鮮が主張している宇宙発射体」が発射されたと発表しました。北朝鮮が打ち上げを行うと予告していた「衛星ロケット」とみられます。
北朝鮮は5月に「軍事偵察衛星」の打ち上げに失敗した後、ロケット2段目のエンジンに異常が発生し、推進力を失って墜落したと発表。
韓国の情報機関「国家情報院」は、北朝鮮が先月からエンジンの燃焼実験を集中的に行っているとして、今月末にも打ち上げる可能性を指摘していました。
北朝鮮は来月9日に建国75周年の記念日を控えていることから、国家情報院は、北朝鮮が気運を盛り上げるためにこの時期を狙っているのではないかと分析していました。
また、韓国で現在実施されている米韓合同軍事演習について、北朝鮮の国営メディアは「北へ侵略する演習だ」と反発。今回の発射はアメリカと韓国に対抗する意図もあったとみられます。
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