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「まるで美術館」進化する東京の銭湯…ガス代高騰が追い打ちのなか 様々な生き残り策(2023年8月23日)
心と体の疲れを癒やす「銭湯」の数が都内で減り続けています。ガス代の高騰などもあり、苦しい経営を強いられる昨今、様々な工夫が凝らされていました。
■ガス代高騰 生かされるエンジニア経験
昭和25年創業の東京・品川区にある銭湯「金春湯」。その店内に入ると畳が広がり、何ともレトロな雰囲気です。
今、銭湯は減り続けていて、都内では15年前から約半分になってしまいました。その理由の一つと言えるのが…。
金春湯4代目 角屋文隆店主:「入浴料は東京都で決まっているので、変えられない…」
この店舗は、厚生労働省が保健衛生上必要なものと定めた「一般公衆浴場」です。「スーパー銭湯」などとは異なり、入浴料は各都道府県が決めることになっています。
現在、東京都の入浴料は税込み520円で、どれだけガス代が高騰しても変えられません。
角屋店主:「サウナの利用料を変えたり、飲み物の値段とかを調整して対応しています。風呂上がりにビールを飲むとすごくおいしいので、少しこだわったビールを置いている」
醸造所から仕入れるクラフトビールやサウナ利用料など、入浴料以外の売り上げが全体の3割ほどを占めているといいます。
また店主の角谷さんは以前、メーカーでエンジニアをしていた経験を経営に生かしています。
角屋店主:「これを押すと『満員です』に変わって、ホームページに反映される」「(Q.自身で作った?)はい。自分で作りました」
客がホームページで混雑状況を確認できるシステムを取り入れました。
角屋店主:「昔ながらの良いところは残したい。 お風呂に入って気持ち良かったという体験を今後もずっと残していきたい」
■美術館のような銭湯 大規模リニューアル
一方、練馬区にある「久松湯」の“進化系”とも言える特徴とは…。
都内で銭湯が減り続けるなか、昭和31年から営まれている久松湯は独自のやり方で客層を拡大しようとしています。
9年前に店舗を大幅にリニューアルし、銭湯らしからぬ、まるで美術館のような建物になりました。
さらに、お風呂の壁ではプロジェクションマッピングの上映も行っています。
利用客:「最初、斬新だなと思ったけど、ぼーっと見ていられて良い。 リラックスできる」
ガス代の高騰は経営に少なからず影響があるといいますが、久松湯の風間幸雄店長は「(ガス代は)今年の2月で144万円。各自で考えて各自で経営努力しないと、どうにもできないのが現状。温泉とマッピングの二刀流。それに付け加えて、この斬新な建物。これで当分は勝負しようかなと」と話しました。
(「グッド!モーニング」2023年8月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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