若者世代になじみなく…はがき1枚の切手代「10円ぐらい?」 Z世代向け郵便局が登場(2023年8月18日)

若者世代になじみなく…はがき1枚の切手代「10円ぐらい?」 Z世代向け郵便局が登場(2023年8月18日)

若者世代になじみなく…はがき1枚の切手代「10円ぐらい?」 Z世代向け郵便局が登場(2023年8月18日)

 17日、手紙や郵便にあまりなじみがない若者をターゲットにした郵便局が渋谷に登場した。デジタル化が進むなか、若者の手紙やはがき事情を取材した。

■日本郵政…若者に「郵便局を身近に感じてもらいたい」

 手紙や郵便にあまりなじみのない若者をターゲットにした新しい郵便局が、渋谷に期間限定でオープンする。

 日本郵政 増田寛也社長:「Z世代を中心とする若い世代の人たちに、我々の新しい未来の郵便局の姿をお届けしたい」

 「ズッキュン切手プリ」は、撮った写真をすぐに切手にして実際に使用することができるというサービスだ。

 日本郵政は、デジタル化が進むなか、大切な人に手紙を書いて投函することで、若者に「郵便局をより身近に感じてもらいたい」としている。

■どんな時に? 思い出に残る手紙は?

 では、実際にどんな時に手紙を送るのか、街の人に聞いてみた。

 亡くなった母の友人に手紙:「母が亡くなって、母の友人から手紙を頂いたので。メールとか携帯だと失礼かなと思って、あえて手紙で送らせていただきました」

 悩む友人に手紙:「すごく迷っていた人がいて、私が感じたことを伝えたくて。私の字の感じで、もう少し載せたいものがあったので、それで手紙にしました」

 そして、これまでに思い出に残る手紙について聞いてみた。

 ラブレター 40代:「ラブレター送ったことがあります」「(Q.誰に?)当時の彼女に…。ちょうど今みたいな夏の季節だったので『あなたは“ひまわり”みたいだ』と」

 ラジオ番組にはがき 20代:「(ラジオで)電話とかで悩み相談みたいなものがあったので(手紙を)出したりしていました」「(Q.実際に読まれたことは?)何回かはあります。最後に送ったのは1、2週間前だと思います」

 仕方なくラブレター 20代:「学生時代に携帯を取り上げられちゃって、彼女に手紙を送ったことがあります、ラブレター」「(Q.書いた内容は?)『携帯取り上げられちゃってごめんね。だけど好きだよ』みたいな感じだった気がします」

 懸賞はがき 30代:「(中学生の時に)『バガボンド』の懸賞のはがきを出しましたね。非売品のポスター。『宮本武蔵が好きです』と書き記しました」「(Q.当たりました?)当たりました」

 海外文通 60代:「10代の時にペンパル(文通)がはやって。ガーナの人と文通したんですが『何でも送ってくれ!』と責められて『もう勘弁してくれ』と(文通を)やめたことがあります」

■はがき1枚の切手代は? 若者「10円ぐらい」

 では、若者の皆さんは、この1年間に手紙やはがきを送ったことはあるのだろうか?話を聞いてみた。

 送っていない人:「ラインとかで送れちゃうから、手紙を送ることがない」

 送った人:「妹が留学していたので、『留学頑張ってネ!」みたいな励まし(の手紙)」

 こちらの若者は小学生の時、学校でこんな経験をしたという。

 若者:「お母さんに手紙を送ったりとか、遠くにいるおばあちゃんにはがきを送る練習みたいなのはしました」「(Q.それ以来(手紙を)送っていない?)そうですね、はい」

 そして、はがき1枚の切手代については…。

 若者:「5円とか…」「分からないです」「10円ぐらいですか?」
 駒見直音アナウンサー:「実は63円です」
 
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年8月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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