安倍派会長不在続く…塩谷座長のもと新体制へ(2023年8月17日)

安倍派会長不在続く…塩谷座長のもと新体制へ(2023年8月17日)

安倍派会長不在続く…塩谷座長のもと新体制へ(2023年8月17日)

 会長不在が続く自民党の安倍派は17日、議員総会を開き、当面は会長を置かず塩谷元文部科学大臣が事実上のトップとなる「座長」に就くことが決まりました。

 自民党 安倍派 塩谷会長代理:「大変な重責を新たに担った思いでございます」

 総会で塩谷氏は、会長は不在としたまま意思決定機関となる「常任幹事会」を設置したうえで、自らが「座長」に就く体制を提案しました。

 下村元政調会長ら一部の議員からは「座長では弱い、対外的にも代表が望ましい」などと反発する意見が出ましたが、全会一致で了承されました。

 塩谷氏は、下村氏を含めた今の執行部のメンバーを大幅に入れ替える方針で、松野官房長官や萩生田政調会長らいわゆる5人衆を含む閣僚経験者を中心に据え、世代交代を前面に打ち出したい考えです。

 当初は20日に行われる安倍派の研修会で新体制を披露する予定でしたが、メンバーの選定が分裂の火種となりかねないことから、慎重に検討したうえで研修会が終わった後に新たな体制へと移行する方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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