“ガソリン品薄” 台風影響 タンカー接岸できず… “人手”不足も(2023年8月16日)

“ガソリン品薄” 台風影響 タンカー接岸できず… “人手”不足も(2023年8月16日)

“ガソリン品薄” 台風影響 タンカー接岸できず… “人手”不足も(2023年8月16日)

 台風の影響で、静岡県ではガソリンスタンドの休業が相次いでいます。台風7号が直撃しなかったエリアで何が起きているのでしょうか。

■台風7号の影響でタンカー遅れ

 台風7号の影響で、静岡県内の一部ではガソリンが品薄になっているといいます。

 利用者:「まさか静岡でガソリンスタンドが開いていないとは思わなかった」

 石油元売り最大手のエネオスは「船舶による輸送の遅れが生じている」として、静岡県内の店舗では臨時休業などを余儀なくされています。実は台風6号でも鹿児島県内ではガソリン不足となりました。鹿児島の港では12日間、台風が過ぎてもタンカーが接岸できなかったといいます。

 セルフステーション南林寺 中之間幸一所長:「きょうが、もうようやく。きのうまでちょっと制限が掛かっていたので、仕入れを頼んでも削られる形にはなっていた」

 台風6号が過ぎてから6日以上。なぜガソリン不足解消に時間がかかったのでしょうか。

■台風去っても“人手”不足も

 鹿児島県の場合、石油元売り最大手のエネオスによりますと、台風7号の影響も懸念されたほか、タンクローリーの台数や運転手の確保にも限りがあり、すべての給油所に十分な量が行き届くには時間がかかるとしていました。

 一方の静岡県は…。

 ディオス日の出SS 出口知紀統括マネージャー:「在庫が不足しているということで、こちらのお店の方には週に2、3回来るような便が今は1度。それも通常の3分の1ぐらいの量だけ届いているという状況です」

 次回のガソリンの入荷は未定となっているそうです。

 エネオスは現在、神奈川県内の製油所などから陸上輸送し対応を講じているものの、船舶による輸送再開は17日を予定しているといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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