中国「若者の失業率」公表を突然停止 専門家「景気悪化のサインだから」 SNSでは…【知っておきたい!】(2023年8月16日)
中国当局の調査では、16歳から24歳を「若者」と定義し2018年からデータを公表していました。
今年4月に初めて「若者の失業率」が2割を超え、その後も増加、6月には21.3%となっていました。
専門家は、公表の一時的な取りやめについて、若年層の失業率が雇用情勢を最も反映しているデータとしたうえでこう分析します。
野村総合研究所 木内登英エグゼクティブ・エコノミスト:「中国経済全体として、非常に景気が悪化しているというサイン。政府批判につながったり、社会不安につながったりするので。ちょっと数字を発表するのは控えようかと」
当局は、経済の発展に伴い労働力調査の方法を見直す必要があると説明していますが、中国のSNSではこんな皮肉が投稿されています。
中国のSNS:「公表しなければ失業はない」「問題を削除することで解決できるということだ」
政府を批判するコメントの一部も、すでに閲覧不能になっています。
(「グッド!モーニング」2023年8月16日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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