夏祭り“歩行者天国”車突入の瞬間 逮捕の男 抵抗せず「個人的な悩みあった」(2023年8月14日)

夏祭り“歩行者天国”車突入の瞬間 逮捕の男 抵抗せず「個人的な悩みあった」(2023年8月14日)

夏祭り“歩行者天国”車突入の瞬間 逮捕の男 抵抗せず「個人的な悩みあった」(2023年8月14日)

 静岡市の夏祭りの会場に車が突っ込み3人がけがをした事件で、逮捕された26歳の男が「個人的な悩みがあった」と話していることが新たに分かりました。

■夏祭り“歩行者天国”車突入の瞬間

 楽しいはずの夏祭りを一変させた事件の一部始終が捉えられていました。交差点を映し出した防犯カメラの映像です。その日、車道にも出店が並び現場は歩行者天国になっていました。

 多くの人が行き交うなか、画面奥から路上に置かれたテーブルなどをなぎ倒しながら、車が突入。交差点の手前で停止しました。その後、運転席から降りてきた白いTシャツの男は、何事もなかったかのように立ち去ろうとしますが…。

 女性:「ここですよ、お巡りさん。犯人ここ!」

 静岡市駿河区に住む会社員・時森一輝容疑者です。

 警察官:「おにいさん大丈夫?しゃべれる?」

 目撃者:「ひかれたご家族の方が『運転席から出てこい』って言っていた。その後ドアから運転手が逃げてそれを皆で取り押さえた」

 警察などによると、30代の男性と2歳の男の子の親子が軽いけがをしたほか、40代の女性も首を負傷しました。

 目撃者:「(普段から)一方通行で普通入ってくることはない。テーブルが置いてあって普通なら間違っても止まると思ったが、止まらずに最初に『ガシャン』といった後、テーブルを2つ3つそのまま来るような感じだったので、あぜんとした」「そんなに速くはなかったんですけど、全然なぎ倒していって、そこで止まってっていう感じ」

■逮捕の男 抵抗せず「個人的な悩み」

 改めて、防犯カメラの映像を見てみます。確かにスピードは出ていません。捜査関係者によると、時速は20キロから30キロ程度。間違って侵入してしまったようには見えません。

 いったんは現場から立ち去ろうとしたものの、その後、抵抗することなく大人しく警察と話をしていた時森容疑者。その日のうちに殺人未遂の容疑で逮捕されました。

 警察によると、時森容疑者は容疑を認めていて「個人的な悩みがあった」「むしゃくしゃしてやった」などと話しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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