小笠原諸島近海を西北西に進む、「強い」台風7号 列島直撃のおそれ｜TBS NEWS DIG
強い台風7号は小笠原諸島近海をゆっくりと進んでいて、週明けの“Uターンラッシュ”に列島を直撃するおそれが強まっています。
気象庁によりますと、強い台風7号は午前3時現在、小笠原諸島の父島の北西、およそ330キロの海上をゆっくりとした速さで西北西へ進んでいます。
台風7号は日本の南を北上し、あさって15日に暴風域を伴って、東海から近畿にかけて接近し、上陸するおそれがあります。
この影響で、JR東海によりますと、東海道新幹線はあさっての終日、全線もしくは一部区間で計画運休を実施する可能性があるということです。
明日についても長時間運転を見合わせる可能性があるとして、旅行の予定変更などを検討してほしいと呼びかけています。
台風7号の予想進路はだいぶ定まってきました。暴風域を伴って、この15日火曜日に、紀伊半島周辺または愛知県に上陸するおそれが高まっています。その後は、近畿や東海、北陸の辺りを縦断して、16日水曜にかけて、日本海へと抜けていく見通しです。
では、いつから影響が出てくるのか予想を見ていきましょう。13日の時点では、まだこの台風の雨雲は南にあります。風もそれほど強まらない予想です。
ただ、14日の午後からは状況が変わってきます。次第に雨や風が強まって、近畿や東海では火曜日をピークに、大荒れとなる見込みです。真夏の暑い時期になりますので、停電や断水への備えもお願いします。
そして、少し離れている四国、関東の辺りでも、雨や風強まるところがありそうです。
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