お盆休みで海外出国ラッシュ控え 円安進み一時144円80銭台(2023年8月11日)
お盆休みで海外旅行に行かれる人も多いと思いますが、気になる外国為替市場で円安が進んでいます。円相場は一時1ドル=144円台後半を付けました。
アメリカ労働省が10日に発表した7月の消費者物価指数は前の年の同じ月と比べて3.2%上昇し、伸び率が13カ月ぶりに拡大しました。
インフレ懸念から利上げ局面が続くとの見方も根強くドルを買って円を売る動きがみられました。
さらに、大手格付け会社のフィッチによるアメリカ国債の格下げ後、注目されていた30年債の入札が低調な結果に終わりました。
これを受けて、アメリカの長期金利が上昇し、円安がさらに進みました。
円相場は一時1ドル=144円80銭台を付け、145円の大台が目前に迫っています。
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