日大アメフト部無期限活動停止を解除も…「当面出場資格停止」と連盟発表(2023年8月11日)
日本大学アメリカンフットボール部の部員が大麻などを所持したとして逮捕された事件で、関東学生アメフト連盟が臨時理事会で、当面の間、日大アメフト部の出場資格を停止することを決めました。
日大アメフト部を巡っては、部員の北畠成文容疑者(21)が部の寮で覚醒剤の入った錠剤と乾燥大麻を所持した疑いで逮捕されました。
関東学生アメリカンフットボール連盟は10日、臨時の理事会を開き、日大アメフト部について当面の間、出場資格を停止することを決めました。
9日に日大側から来月開幕されるリーグ戦に参加したいという意思を伝えられ監督から説明を受けましたが、現状では試合に出場させることはできないと判断したということです。
連盟は連帯責任を求める方針ではないとしながらも理由に関して「日大アメフト部が十分な事実の解明をなさず、責任の所在を明確化していないため」などとしています。
これに伴い、来月2日に予定されている法政大学との試合は中止となります。
それ以降については、それぞれの試合日の1カ月前を期限として、連盟が認めた場合に限り、リーグ戦の出場を許可するとしています。
一方で日大アメフト部は、5日から無期限の活動停止としていたアメフト部の処分を10日に解除したと発表しました。
逮捕された部員のみを無期限の活動停止処分とするとしています。
日大は「部員1名による薬物単純所持という個人犯罪である」としたうえで、「個人の問題を部全体に連帯責任として負わせることは、競技に真剣に取り組んできた多くの学生の努力を無に帰することになる」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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