ウクライナ侵攻続く中 首都キエフ独立広場でコンサート
ロシア軍の侵攻が続くウクライナですが、首都キエフの独立広場では、地元のオーケストラがコンサートを行い、ウクライナ国歌などを演奏しました。
ウクライナでは9日にも、南東部マリウポリで、小児病院がロシア軍の爆撃を受けたと発表され、停戦が見通せない状況が続いています。
こうした中、首都キエフの独立広場で9日、地元の楽団が野外コンサートを行いました。
この日は19世紀ウクライナの国民的な詩人タラス・シェフチェンコの生誕日にもあたり、オーケストラはウクライナの国歌に加え、EU=ヨーロッパ連合を象徴する「歓喜の歌」を演奏したということです。ロシア軍による侵攻以降、およそ70人が在籍していたオーケストラのメンバーは次々にキエフを逃れ、この日は現在も街に残るおよそ20人が参加したということです。
(10日09:33)
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