気象庁などが緊急会見 “西日本中心に記録的大雨へ厳重警戒” … 奄美が暴風域 あさってにかけ九州南部に最接近 台風6号 影響長期化|TBS NEWS DIG
ゆっくりと北上する台風6号。危機感が高まっています。
気象庁 大気海洋部予報課 立原秀一 主任予報官
「今回の大きな特徴として、台風の動きが非常に遅い。非常に広い範囲で長い時間、大雨が続く見通しになっています」
きょう午後、気象庁と国土交通省が行った緊急会見。西日本を中心に記録的な大雨へ厳重に警戒するよう呼びかけました。
今後、大雨特別警報の可能性はあるか問われると…
気象庁 大気海洋部予報課 立原秀一 主任予報官
「特別警報についても、危機感を持っているという事は確かです」
台風6号は現在奄美地方の付近にいて、今後勢力を維持したまま北にゆっくりと進み九州へと接近。あさってにかけ、九州南部と奄美地方では大雨に。九州北部地方と西日本の太平洋側から東海地方では10日ごろにかけ大雨となる予想です。
このため、九州や西日本の太平洋側から東海地方では雨量の合計が普段の年の8月1か月分を大幅に上回る、記録的な大雨になるおそれが。
気象庁 大気海洋部予報課 立原秀一 主任予報官
「夏休みの時期でもあり、状況によっては(予定の変更など)柔軟に判断・対応していただくよう、宜しくお願いします」
ゆっくりとした動きで九州に接近している台風6号による交通への影響です。
JR西日本によりますと、山陽新幹線は台風6号の影響で9日夜から10日午前中にかけて、新大阪駅から博多駅の間で計画運休を行う可能性があるということです。
また、中国地方の在来線も運転を取りやめる可能性があるとしています。
続いて空の便です。
日本航空はあす、宮崎空港や鹿児島空港を発着する便を中心に132便の欠航を決めていて、およそ8400人に影響が出るとしています。
また全日空は、あす宮崎空港と鹿児島空港を発着する32便の欠航を決めています。あさってもすでに4便の欠航を決めていて、2日間でおよそ5500人に影響が出る見通しです。
航空各社はホームページなどで最新の運航状況を確認してほしいとしています。
また、高速道路にも影響が出る可能性があります。
NEXCO西日本によりますと、大雨の影響であすの朝から九州地方の高速道路の一部区間では通行止めの可能性があるということで、外出の計画変更などを求めています。
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