オミクロン禍で熱視線 冷凍食品のメインディッシュ化
オミクロン株の感染拡大で家での食事が増える中、注目されているのが冷凍食品です。様々な企業が参入する最新の冷凍食品、キーワードは“メインディッシュ化”です。
冷凍食品大手のニチレイフーズがきょう発表したのが、電子レンジで温めて作る冷やし中華です。冷やし中華なのに温める・・・、一体どういうことなのでしょうか。
ニチレイフーズ 蟹沢壮平さん
「中に氷が入っていて、氷が溶けずに残ることで冷たく仕上げることができます」
ポイントは麺の上にある大きな氷です。先に麺が溶けるように設計されていて、しっかり解凍されながらも冷えた麺が楽しめるのです。
記者
「冷たくて、コシがあって、生麺に近い食感です」
しかし、なぜ冷やし中華をまだ寒いこの時期に発表したのでしょうか?
ニチレイフーズ 蟹沢壮平さん
「冷凍食品売り場に、今、冷やし中華商品がないので、早めに発売することで広く皆様に知っていただけたら」
コロナ禍の巣ごもり需要で、家庭用冷凍食品の生産量は10%を超える伸び率に。その市場を狙うのは食品メーカーだけではありません。ホームセンターで、今、売れ筋なのが冷凍庫です。コロナ禍で食料品をまとめ買いする人が増加、2台目需要が高まっています。
そこで電機メーカーのアイリスオーヤマが出したのが・・・。
アイリスオーヤマ 羽鹿奈々さん
「大きいサイズの冷凍庫を常備した商品」
こちらの冷蔵庫、通常、野菜室となっているところも冷凍室。下2段が全て冷凍スペースで全体の4割をこえます。
また、コンビニのローソンも、プライベートブランドの冷凍食品を強化。2025年までに売り場を2倍、売り上げを5倍にする目標を掲げています。
そんな冷凍食品ビジネスには、最近あるトレンドが・・・。
テクニカン 津田谷英樹さん
「お店の味と変わらない、冷凍したとは全く思えないとお褒めいただいている」
そう、メインディッシュ化です。こちら横浜にある冷凍食品専門店では、中華街の名店・萬珍樓とタッグ。独自の急速冷凍技術でお店の味を再現することに成功しました。
テクニカン 津田谷英樹さん
「冷凍食品が手抜きだと思われてしまった原因は味だと思う。でもそこの味のハードルをクリアできたので、手抜きより手の込んだものがすぐ食べられるというマインドに切り替わってくるのかなと」
各社、熱い視線を送る冷凍食品。今後の進化に注目です。
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(14日16:14)
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