「スマホ熱中症」修理店に依頼殺到 危険な暑さで“爆発”恐れも バッテリーが膨張(2023年8月4日)

「スマホ熱中症」修理店に依頼殺到 危険な暑さで“爆発”恐れも バッテリーが膨張(2023年8月4日)

「スマホ熱中症」修理店に依頼殺到 危険な暑さで“爆発”恐れも バッテリーが膨張(2023年8月4日)

 危険な暑さが続くなか、スマートフォンの修理店には修理の依頼が殺到しています。最悪の場合は発火の恐れもある「スマホ熱中症」を防ぐための対策を取材しました。

■熱中症だけでなく…スマホ使用も注意

 3日、全国で1番の暑さとなった石川県の小松市では、39.0℃を観測しました。

 東京都心や大阪でも35℃以上となり、猛暑日となった地点は4日ぶりに200を超えました。

 危険な暑さが続くなか、熱中症だけでなく、スマートフォンの使用にも注意が必要です。

 客:「バッテリーが膨らんでいて、結構熱を持つので。外で持ち歩いているだけで、直射日光とか当たったりして、どんどん熱くなるっていう」

 5年ほど前に購入したスマホが時折、熱により動かなくなるため修理店に持ち込んだという男性。どうしても、このスマホを使い続けたい理由がありました。

 客:「亡くなった友人に撮ってもらった写真とか、そういうのが残ってて」

 男性は元のデータを残すため後日、膨張したバッテリーだけを交換することにしました。

■バッテリー膨張を放置…最悪は爆発も

 このように暑さの影響で、スマホのバッテリーが膨張して不具合が生じるいわゆる「スマホ熱中症」が増えています。

 スマホ修理王 秋山凱さん:「外の気温が高いと、それだけ膨張しやすくはなるので。去年と比べても、1.4倍くらいご依頼いただいています」

 スマホの多くは、0℃から35℃の環境下で使用することを想定して作られています。

 そのため、想定を超えた炎天下での使用は、バッテリー自体の劣化を早めてしまうといいます。

 バッテリーの膨張を放置した場合、最悪、爆発することもあります。

 このような事故を防ぐためには、スマホの温度が上がりすぎないようにすることが大切だといいます。

 秋山さん:「直射日光の当たる場所でのご使用は控えていただく。外からも(自然の)風を当てて、熱を逃がしてあげるというのが、今の時期には一番いいかなと思います」

※結露により故障する恐れがあるので、エアコンの風に当てないでください。

(「グッド!モーニング」2023年8月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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