“震度６強地震と豪雨による浸水”の同時発生を想定 京都府で大規模な防災訓練（2022年9月4日）
９月４日、京都府で、地震と大雨が同時に起きた際の複合災害に備えた大規模な防災訓練が行われました。
訓練には、警察・消防・自衛隊など府内約７０の関係機関が参加。豪雨により木津川が氾濫し浸水被害が出ているなか、震度６強の地震も起きた想定で行われました。訓練では、被災した現場からエンジンカッターを使って負傷者を救出。救護施設で治療の優先順位を決める「トリアージ」の手順などが確認されました。
また、体育館に開設された避難所では、府の災害派遣医療チーム（ＤＭＡＴ）が新型コロナウイルスの感染対策やプライバシーの確保について対応を確かめました。
（京都府 西脇隆俊知事）
「必ず災害の教訓は次の防災に生きますし、そのためにもこうした訓練を地道に、着実に進めていく必要があると思っております」
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