ノコギリ奏者が目指す『地球オルガン』プロジェクト 森の木々を楽器にして音を奏でる
『森そのものを楽器にできないか?』大阪・関西万博を目指してユニークなプロジェクトが動き出しました。
12月10日、大阪府河内長野市の観心寺には“ある演奏会”を目当てに多くの人が訪れました。
(訪れた人)
「何をおもしろいことしてくれはるかなっていうのを楽しみに来ました」
仕掛け人はノコギリを使った演奏で知られるサキタハヂメさん。今回の企画は…。
(ノコギリ奏者 サキタハヂメさん)
「森の木々がパイプオルガンみたいに鳴り出したらおもしろいなと」
“森そのものを楽器にできたら”。でもどうやって森の木々で奏でるのでしょうか?
(サキタハヂメさん)
「ツバキの葉が演奏してくれます。(葉に)電極をつけて、光合成する時にできるエネルギーとかイオンをここで計って、(エネルギーの)高いところは高音が出るとか、低いところは低音が出るというプログラミングをして」
サキタさんによりますと、こうして得たデータをモバイルネットワークを使って外の木々に飛ばし、木に取り付けた“筒状のもの”が受け取ります。筒の中はモーターで制御されていて、森からの風の量を調整して音を奏でるんだそうです。
いよいよ演奏開始です。今回はプロジェクトのスタートとしてツバキと木々の演奏にサキタさんがコラボします。参加者は思い思いに木に歩み寄り、音を体で感じました。
(訪れた人)
「体感したことない感覚」
「すごく不思議でしたね。木が生きているんだなというのが、実際に音として感じられたのがおもしろかったです」
いまやネットで地球の裏側まで繋がる時代。サキタさんは2025年の万博までに鍵盤と世界の森の木々が連動して地球をまるごと楽器にする『地球オルガン』を実現したいと意気込みます。
(サキタハヂメさん)
「(Q手ごたえは?)世界を鍵盤で弾くということができるなと。2025年にはそれを5大陸で鳴らしたい」
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