市庁舎に放火 各地で同時多発的に火災も 仏で年金改革への抗議デモ激化(2023年3月24日)
フランス政府の年金改革に反対するデモが激化し、南西部ボルドーでは市庁舎の入口が放火されました。
フランス全土で23日、政府の年金改革に反対するデモが行われ、内務省によりますと、合わせておよそ109万人が参加しました。
パリではストライキのため収集されていないごみなどに火が付けられ、各地で同時多発的に火災が起き、南西部ボルドーでは市庁舎の入口の扉が放火されました。
ダルマナン内相は全土で172人の身柄を拘束した一方、警察官ら149人が負傷したと明かしました。
ボルヌ首相は「きょうの暴力は容認できない」と非難しました。
次の大規模な抗議運動は28日に呼び掛けられています。
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