トランプ氏 裁判所に出廷“米議会乱入”で無罪主張(2023年8月4日)
アメリカ連邦議会乱入事件を巡って起訴されたトランプ前大統領がワシントンの裁判所に出廷し、罪状認否に臨みました。現地から報告です。
（小島佑樹記者報告）
トランプ氏は1時間半ほど前に裁判所の建物の中に入り、つい先ほど車列に乗って後にしました。周辺は柵だけでなく除雪車でバリケードも作られ、目立った混乱は今のところ起きていません。
トランプ氏は2020年の大統領選挙で敗北したにもかかわらず、「不正があった」と嘘を広め、議会での手続きを妨害したなどとして4つの罪に問われています。
民主主義の根幹を揺るがす議会乱入事件への関与を巡ってトランプ氏本人の責任が初めて問われるわけですが、そのトランプ氏は起訴内容すべてに無罪を主張しています。
反対派：「議会乱入事件は民主主義に対する攻撃でした。それに関わった者は誰であれ責任を果たさなければならない」
支持者：「トランプは人々に抗議を呼び掛け、平和的な権利を使って抗議した。それが言論の自由だ」
裁判所を後にしたトランプ氏は現在、ワシントンの空港に向かっています。この後、声明を発表するなどして支持基盤のさらなる強化を図る見通しです。 （C） CABLE NEWS NETWORK 2023
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