ニジェールから仏国民ら退避 在留邦人2人パリに到着(2023年8月2日)

ニジェールから仏国民ら退避 在留邦人2人パリに到着(2023年8月2日)

ニジェールから仏国民ら退避 在留邦人2人パリに到着(2023年8月2日)

 クーデターが起きたアフリカのニジェールで、欧米への反感が高まっていることから、フランス政府は現地に住む自国民らの退避を始めました。在留邦人2人も退避しました。

 フランスの軍用機2機が1日、避難する自国民やEU=ヨーロッパ連合の市民らを乗せニジェールの首都ニアメーの空港を飛び立ちました。

 およそ数百人が退避を希望していて、出発前の空港には子連れの家族などが大勢集まり、ごった返しました。

 松野官房長官は現地の在留邦人2人がフランスが手配した航空機で退避し、パリに到着したと明らかにしました。

 日本政府は確認できる現地のすべての在留邦人と連絡が取れているということです。

 フランス軍は現段階で、ニジェールから撤退する計画はないとしています。
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