トランプ氏3度目の起訴 大統領選介入疑惑を巡り(2023年8月2日)

トランプ氏3度目の起訴 大統領選介入疑惑を巡り(2023年8月2日)

トランプ氏3度目の起訴 大統領選介入疑惑を巡り(2023年8月2日)

 アメリカのトランプ前大統領が2020年の大統領選挙の結果を不正に覆そうとしたとして起訴されました。これで起訴は3回目となります。ワシントンから報告です。

 (小島佑樹記者報告)
 民主主義の根幹を揺るがす事件への関与を巡り、初めてトランプ氏本人の責任が問われることになります。

 起訴状によりますと、トランプ氏は前回の大統領選挙で不正があったという嘘を広め、議会での手続きを妨害したなど4つの罪に問われています。

 特に連邦議会乱入事件を巡っては、トランプ氏が、集めた群衆を利用して圧力を掛けようとしたなどとして責任を追及する構えです。

 ジャック・スミス特別検察官:「2021年1月6日の連邦議会への攻撃は、米国の民主主義に対する前代未聞のものだ。起訴状に記載されているように、それは(トランプ氏の)嘘によってあおられた」

 トランプ氏は来年の大統領選挙に出馬を表明していて、共和党内の指名争いではライバルに大きな差を付けています。

 トランプ氏は早速「選挙妨害が狙いだ」と捜査を批判し、起訴を逆手に、党内の独走態勢をさらに固めたい考えです。

 ただ、有権者全体では、トランプ氏を支持しないという人の割合が56%に上っていて、裁判の行方によっては大きな打撃となる可能性があります。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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