市川猿之助被告が保釈 逮捕以来…約1カ月ぶり公の場 保釈保証金500万円を即日納付(2023年8月1日)
両親への自殺幇助(ほうじょ)の罪で起訴された、歌舞伎俳優の市川猿之助被告(47)が31日に保釈された。逮捕以来、およそ1カ月ぶりに公の場に姿を見せた。
■猿之助被告が保釈 無言で一礼
黒いスーツにネクタイをして逮捕後、公の場に初めて姿を見せた歌舞伎俳優の市川猿之助こと、喜熨斗孝彦被告。神妙な面持ちで、報道陣の方に向かって6秒ほど一礼し、言葉を発することはなく、無言のまま車に乗り込んだ。
猿之助被告を乗せた車が署を出ていく際、マスクをしていて表情をうかがい知ることはできないが、まっすぐ前を向いていました。
今年5月、東京・目黒区の自宅で、猿之助被告と父親・市川段四郎さん、母親の延子さんが倒れているのが見つかり、両親が死亡した事件。
猿之助被告は、逮捕前の調べに対して「家族会議で死んで生まれ変わろうと話した。両親が睡眠薬を飲んだ」と説明していたが、その後、両親の自殺を手助けした疑いが強まったとして猿之助被告は逮捕された。
そして先月28日、大量の向精神薬をすり潰して水に溶かし、両親に服用させて死亡させた自殺幇助の罪で起訴されていた。
東京地裁は31日、保釈を認める決定をし、検察側が申し立てた準抗告も退けた。保釈保証金の500万円は、即日納付されていた。
保釈を受け、所属事務所は「今後も公判の推移を見守っていく所存ですが、司法による最終的な判断がなされるまでは弊社としての見解を申し上げることは差し控えさせていただければと存じます」とコメントした。
今後の裁判の行方について、若狭弁護士は「おそらく9月中旬から10月中旬ごろまでの間に、第1回の公判・裁判が開かれると思います。判決としては懲役3年と執行猶予が3年というのが一番考えられると思います」
厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556
▼「#いのちSOS」0120-061-338
▼「よりそいホットライン」0120-279-338
▼「いのちの電話」0570-783-556
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年8月1日放送分より)
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