【”替え玉”受験】新卒採用ウェブテストで初摘発 会社員の男逮捕
就職活動中の女子大学生から依頼を受け、新卒の採用試験で行われるウェブテストを代行し、“替え玉受験”したとして会社員の男が警視庁に逮捕されました。
捜査関係者によりますと、会社員の田中信人容疑者はことし4月、クレジットカード会社の新卒採用試験で行われたウェブテストを依頼を受けた都内の女子大学生になりすまし受験した疑いがもたれています。
また、警視庁はこの女子大学生についてもきょう書類送検する方針です。
ウェブテストは言語や計算能力などの基礎的な能力を測るためオンラインで行われる試験で、田中容疑者はツイッターで「京都大学大学院卒」「ウェブテ請負経験約4年」などと客を募りIDとパスワードを送らせ、1科目2000円で犯行に及んでいたということです。
調べに対し、容疑を認めているということで、警視庁は、田中容疑者が300人以上から依頼を受け、大手商社などのウェブテストを代行しおよそ400万円を稼いだとみて調べています。
企業の採用試験で行われるウェブテストの代行が摘発されるのは全国で初めてだということです。
(2022年11月22日放送「Oha!4」より）
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