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小中・全国学力調査 「家に本が多い」と正答率アップ【知っておきたい!】(2023年8月1日)
小中学生を対象とした「全国学力・学習状況調査」の結果が公表され、家にある本の冊数が正答率に関わっていることが分かりました。
調査は4月、小学6年生と中学3年生のおよそ200万人を対象に、国語、算数と数学、英語で実施されました。
4年ぶりに実施された英語では、聞く・読む・書くの平均正答率は46.1%でしたが、初めてオンライン方式で行われた「話す」ことの平均正答率は、12.4%にとどまりました。
中でも正答率が一番低かったのが、「日本では、店でプラスチック製の袋を売るのはやめるべき」との留学生の主張に対して、自分の考えを英語で伝える問題でした。
話し手の意見を踏まえたうえで、自分の考えやその理由を聞き手に伝えることが求められますが、誤った回答例には、「I’m surprised(驚いた)」と自身の感想だけを答えるものがありました。
また、文部科学省によりますと、小中学生ともに「家にある本が0から25冊の子ども」に比べ、「101冊以上ある子ども」は、各教科で正答率がおよそ10ポイントも高くなっていたことが分かりました。
家にある本の冊数が少ないほど、正答率は低かったということです。
(「グッド!モーニング」2023年8月1日放送分より)
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