ロシアの民間軍事会社「ワグネル」 数千人がベラルーシ中部に定着と英国防省分析(2023年7月30日)

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」 数千人がベラルーシ中部に定着と英国防省分析(2023年7月30日)

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」 数千人がベラルーシ中部に定着と英国防省分析(2023年7月30日)

 イギリス国防省は、先月反乱を起こしたロシアの民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員ら数千人がロシアと同盟関係にあるベラルーシ中部に拠点を構えたとの分析を明らかにしました。

 今月19日、撮影とされるベラルーシ中部ツェリの衛星画像には、約300のテントと車両約200台が写っています。

 イギリス国防省は30日、この衛星画像などを基に「ワグネル」の戦闘員ら少なくとも数千人がこのキャンプに定着した可能性があると発表しました。

 車両の多くはトラックと小型バスで装甲車両はほとんど確認できず、ウクライナで使用した重装備はロシアに返還せざるを得なくなった可能性があると指摘しています。

 一方、ベラルーシの隣国ポーランドのモラビエツキ首相は29日、「ワグネル」の戦闘員100人以上がベラルーシからポーランド・リトアニア国境の「スバウキ回廊」へ向けて移動していると述べました。

 戦闘員らが移民を装って越境してくる恐れもあると警戒を呼び掛けています。
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