土用の丑 うなぎ価格高騰 夏バテ防止に…行列絶えず(2023年7月30日)

土用の丑 うなぎ価格高騰 夏バテ防止に…行列絶えず(2023年7月30日)

土用の丑 うなぎ価格高騰 夏バテ防止に…行列絶えず(2023年7月30日)

 夏バテを乗り切ろうと土用の丑(うし)に合わせてうなぎを求める人の長い列ができました。

 連日の猛暑のなか、30日、都内で日陰に沿うようにできていた大、大、大行列。この現象は日本の各地で名古屋や愛媛、大阪でも行列ができていました。皆さんのお目当ては…。

 50代主婦:「うなぎ弁当。上と並を1つずつ」

 60代主婦:「季節ものなので体力をつけないとと思って…」

 そう、30日は土用の丑の日。うなぎを食べて暑さを吹っ飛ばせ。

 70代:「孫が今、勉強を頑張っているから『買っていくね』って約束したから、帰るに帰れなくてそのまま…」

 しかし、今年はうなぎの値段が気になります。

 客:「(Q.値段が上がっているが?)1年に1回のぜいたくかなって思ってちょっと頑張りました」

 水産庁によりますと、漁獲量の減少から国産うなぎの稚魚の取引価格が高騰。全国のスーパーで売られているうなぎかば焼き100グラムの値段は、6年前に比べて3割ほど上がっているといいます。

 ここ、東京・目黒にあるうなぎ店でも…。去年は1串2700円で販売していましたが、今年は300円値上げし3000円に。それでも行列は絶えませんでした。

 客:「うなぎはこの時期かかせない。子どものころからおいしかったので」「値上げしたから買わないってことはない。やっぱり食べたいから」

 一方でこんな人も…。

 客:「ここ2~3年はすごく高いのでなかなか難しいですね。1人1匹は」

 家族で食べたい人には、超特大サイズのかば焼き。大手スーパー「イオン」では自宅で食べる需要を見込み、家族で切り分けて食べられるサイズで販売。1枚あたりの重量を多くして割安にしたということです。

 古来より日本の夏に元気を与えてきたうなぎ。今年は高くて手が届かないという人は、梅干しやきゅうりなど「う」の付くものを食べても夏バテには良いそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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