予算案を“是”とした国民民主 他の野党は「信じ難い」(2022年2月21日)
2022年度予算案を巡り、国民民主党が衆議院予算委員会の採決で賛成しました。政府が提出した予算案に野党が賛成するのは異例のことです。
国民民主党・玉木雄一郎代表表：「大きな決断ですけれども予算案に賛成し、そしてこのトリガー条項の凍結解除、ガソリン値下げを勝ち取っていきたい」
玉木代表は賛成した理由について、ガソリン税を一時的に引き下げる「トリガー条項」の凍結解除を巡り、岸田総理大臣から「一定の明確な方向性が示された」ためと強調しました。
立憲民主党・泉健太代表：「与党と論戦をする政党が1つ減るというふうに言わざるを得ない。非常に信じがたい対応」
日本維新の会・藤田文武幹事長：「（岸田総理の答弁は）前向きだったんですかね、逆に。なんとも判断つかないようなご答弁だったかなと」
共産党・小池晃書記局長：「一般的にはこれは与党に入るという宣言だし、過去に野党が予算に賛成したケースは4、5回あるようですけど、多くの場合その後与党入りしている」
野党が当初予算案に賛成するのは極めて異例です。参議院選挙に向けて連携を模索している立憲民主党の泉代表は「野党とは言えない選択で真意を確かめたい」とも述べました。
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