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“紫外線”が薄毛、白髪の原因に?「髪・頭皮」は顔の3倍…医師に聞く(2023年7月27日)
暑い日が続き、熱中症での救急搬送も相次いでいます。
これだけ日差しが強いと、紫外線対策をしている方も多いと思いますが、髪や頭皮まで対策をしていますか?
■髪・頭皮への紫外線…“顔の約3倍”
5月に実施された、15歳~69歳の男女を対象にした「日焼け・紫外線対策」のアンケートでは、「体のどの部分の紫外線対策を重点的に行っているか」との問いに対し、「顔」が最も多い85.6%でした。
そして、「腕」「首・デコルテ」と続き、「髪の毛」「頭皮」は7%台と、最も少ない結果となりました。
ただ、甘く見てはいけません。
薄毛の治療などを行う「クレアージュ エイジングケアクリニック」の浜中聡子総院長によりますと、「髪や頭皮が浴びる紫外線は、顔の約3倍」だといいます。
正常な頭皮の画像を見ると、頭皮は「青白い」状態です。一方、日焼けした頭皮は「赤く」なっています。
頭部に紫外線を浴び続けると、髪を保護するキューティクルが剥がれたり、頭皮が炎症を起こしたりして、枝毛、切れ毛、薄毛、抜け毛、また白髪などの原因になるそうです。
実際、浜中先生のクリニックでは、夏が終わった秋口に、薄毛の相談が増えるそうです。
■「帽子」「日傘」そして「分け目」で対策
では、どう対策すればいいのでしょうか?
浜中先生は、日光を直接浴びないことが大切だといいます。
そこで、有効なのが帽子や日傘などです。
オススメは、内側は紫外線を通しにくい黒色、外側は熱を吸収しにくい白色のものが良いといいます。さらに「UVカット機能」の付いたものを選ぶと良いそうです。
帽子や日傘の利用が難しければ、髪の毛の分け目を変えることも有効です。地肌が見える分け目部分が最も紫外線を浴びる場所なので、定期的に分け目をずらすことで、ダメージを和らげることができます。
また、髪や頭皮にも使える「紫外線防止スプレー」を活用することも、一つの手段だといいます。
さらに浜中先生は、「紫外線対策は熱中症対策にもつながるので、老若男女問わずにやってほしい」と話していました。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2023年7月27日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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