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動静途絶えてから1カ月…中国・秦剛外相が解任 代行は王毅政治局委員(2023年7月25日)
中国で1カ月以上動静が途絶え、消息不明となっていた秦剛外相が解任されました。後任には前の外相の王毅政治局委員が任命されています。
中国の国会にあたる全人代(全国人民代表大会)の常務委員会は、秦剛外相を解任し、前の外相の王毅政治局委員の任命を決定しました。
秦剛外相は先月25日にベトナムの外相などと会談して以降、1カ月以上、動静が途絶えていました。
解任の理由は明らかにされていませんが、中国外務省は、これまで国際会議に欠席する理由について「健康問題」だと説明していました。
秦剛外相は、外交官としてキャリアを積んできました。中国外務省の報道官として毎日開かれる定例の記者会見を長年担当した後、2014年に各国首脳の接遇などを行う儀典局長に就任しています。その後、2021年には駐アメリカ大使に抜擢され、去年12月に56歳の若さで外相に就任しています。
習近平氏と近い関係と言われ、アメリカにも人脈を持つ秦剛外相が免職されたことで今後の米中関係などに影響が出る可能性もあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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